こんにちは!株式会社克結電設です。
埼玉県さいたま市南区を拠点に、倉庫や病院、工場、マンションなどを対象とした電気工事を承っております。
10月4日に岸田内閣が発足しました。
皆さまは、岸田内閣の経済対策に立ちはだかる「1億円の壁」をご存じですか?
今回は、「1億円の壁」についてお話ししましょう。
「1億円の壁」とは
「1億円の壁」とは、総所得1億円を境にして、所得税の負担率が下がる現在の状況をあらわした言葉です。
「所得が増えると税率も上がるんじゃないの?」
そんな疑問をもつ方も多いと思います。
ところが、そうなっていないのが現状です。
◎年間の総所得が250万円までの人:所得税の負担率は2.6%
◎年間の総所得が500万円までの人:所得税の負担率は4.6%
◎年間の総所得が1000万円までの人:所得税の負担率は10.6%
◎年間の総所得が1億円までの人:所得税の負担率は27.9%
負担率は上がっているわけですが、実は1億円がピークなのです。
驚きの事実ですよね。
たとえば年間の総所得が50億超えの人だと、所得税の負担率は16%台にまで下がるのだとか。
理由として、富裕層は株式取引などの所得が多いことが挙げられます。
その場合にかかるのは、税率が一律20%である「金融所得課税」です。
こうした税制措置の違いによって「1億円の壁」が生まれているといっていいでしょう。
「1億円の壁」を破るには
ズバリ「金融所得課税」の見直しです。
ですが見直しによるデメリットとして、東京株式市場への悪影響が考えられるため、そう簡単ではありません。
岸田内閣となって「1億円の壁」を破るための議論がどう進むのか。
その点を注視していきましょう。
いかがでしたか?
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